top of page

芝生管理の科学的アプローチを強化:積算温度追跡マップ(turfmap)v2.0.0を公開しました

  • 執筆者の写真: Growth and Progress
    Growth and Progress
  • 5月29日
  • 読了時間: 3分

日頃より「芝しごと・積算温度追跡マップ」をご利用いただきありがとうございます。

この度、本アプリはバージョン2.0.0へとアップデートいたしました。


▼芝しごと・積算温度追跡マップ


積算温度追跡マップTOP画面
積算温度追跡マップTOP画面

今回のアップデートの目玉は、芝生管理の現場で非常に悩ましい「成長調整剤の散布タイミング」を科学的に判定する機能の追加です。


なぜ、今「薬剤散布適時判定」なのか?


製品名:プリモマックス(成分トリネキサパックエチル)は芝生の徒長を抑え、根の充実を促すために非常に有用なPGR(植物成長調整剤)です。


製品名:グリーンフィールド(成分フルルプリミドール)にも同様の働きがあり、スズメノカタビラなどの雑草の侵入や繁茂の抑制も期待できるPGRです。


しかし、その効果を最大限に引き出し、薬剤による成長抑制後の「リバウンド」を防ぐためには、経験と勘だけでなく、気温に基づいた客観的な判断が必要となります。


今回のアップデートでは、NASAの最新の気象データをもとに、散布日からの積算温度(GDD: Growing Degree Days)を自動計算し、「今は散布すべきか?」「もうリバウンドが始まる時期ではないか?」を可視化しました。


v2.0.0の主な強化ポイント


1. 成長調整剤の散布適時判定機能


指定した散布日から昨日までの積算温度を自動計算し、薬剤ごとの閾値に基づいてステータスを判定します。


  • プリモマックス: 200℃日を基準に、散布適時およびリバウンド目安をアラート。

  • グリーンフィールド: 300~350℃日を基準に、最適な散布タイミングを表示。


PGRの散布からの積算温度ゲージ
PGRの散布からの積算温度ゲージ

これにより、「なんとなく」で再散布していた薬剤管理を、データに基づいた緻密な計画へシフトさせることが可能です。


2. プライバシーに配慮した設計


本アプリは、引き続きユーザーの個人情報を一切収集・保持しません。 場所や散布日といった設定情報はすべてブラウザのCookieに保存される「ローカル完結型」の設計です。

安心して、あなただけの「芝生管理手帳」としてご活用ください。


3. よりスムーズな場所指定とUIの刷新


初回読み込みの高速化に加え、緯度・経度の入力や現在地取得がよりスムーズに行えるようになりました。過去の座標や散布日は最大1年間記憶されるため、日々のチェックも快適です。


「芝しごと」を科学する


本アプリのコンセプトである「積算温度を用いた害虫・病害・雑草リスクの可視化」に加え、今回のアップデートで「薬剤散布の計画」という要素が加わりました。


これからも「現場の知見」を「科学的なデータ」でサポートするツールとして、本アプリを進化させてまいります。


※本アプリの積算温度や判定メッセージはあくまで参考情報です。実際の散布判断にあたっては、各薬剤のラベル表示、気象予報、および芝生の状態を総合的に考慮してください。

 
 
 

コメント


©2019 by グロウアンドプログレス. Growth and Progress

bottom of page