Smith-Kerns Modelを使ったDollar-Spot発生確率計算
- Growth and Progress

- 11月13日
- 読了時間: 1分
Smith-Kerns Dollar-Spot Modelというのを知りました。これまで積算温度によるダラースポットの発生予測は、私のサイトの
webアプリ「グリーンキーパーのための積算温度予察マップ」
で使用している暖地芝用の予測モデルで、基準温度13℃ 積算温度500~600℃というものだけでした。このスミス・カーンズモデルは温度だけでなく湿度の要素も加え、5日間の加重平均で計算している(からという訳ではないがwww)のでもっと精度が高そうです。
Smith-Kerns Dollar Spot Modelの基礎数式

上記US版のモデルをそのままを日本に適用すると、温度湿度の高い日本では春から秋まで発生確率100%超が続いてしまいます。日本の気候に合わせてローカルキャリブレーションが必要。
上記定数-11.6を-15~13程度にして、湿度係数0.41を0.30程度に(夏季ピークを強調したい場合は上げる)、湿度係数0.087を0.06程度に(雨季の感度をアップしたい場合は上げる)するとよい様です。
下記は今年の横浜の例(2025/3/1~2025/10/31)
定数は-15、湿度係数0.08、温度係数0.32にしています。

実態にあっているのかなぁ。
ご意見求ム!
参考URL: Turfgrass Diagnostic Lab Dollar Spot Model
参考URL: PACE TURF Modified Smith^Kerns Model





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